映画「母なる証明」ネタバレ感想
以下ネタバレ感想になるので、未視聴の方はご注意ください!
もう映画をよく見る人なら、この邦題の時点で気づいてしまった人は多いんじゃないでしょうか?
結論から言ってしまうと、女子高生殺害の容疑者として逮捕されたトジュンの無実を信じて、新犯人捜しへ母は走り出すのですが、最後に辿り着いた答えは、犯人はトジュンだったということ。
実は、前情報なしに観たんですが、もう邦題の時点で、トジュンが犯人だと思って最初から見ていましたw
決定的にトジュンが犯人だと分かる証人を前に、母は真実を消すため証人を殺してしまいます。
引用元:Netflix | 母なる証明
このシーンまでは、ほんの数%位は知的障害を持つ息子の事を心のどこかで疑う気持ちはあったんじゃないか?
と思っていたんですが、完全に疑うどころか、もう真実は母の作り出す真実でしかないという・・・。
おそらく、知的障害を持って生まれたために母親は絶対にこのトジュンを最後まで守り抜くという決意は、普通の親子関係以上に強く強く持っていたことは想像に難くありません。
突き付けられた真実が、例え息子が殺人を犯していたと知っても、裏切られたという気持ちはそこに一切なく、ただただ、私が守らなければという信念のみでした。
これを単純に「愛」と呼んでいいものなのか、どうなのか。
このあたりが賛否両論のカギになっているのかなと思います。
個人的には、身内のためなら多少の真実は曲がってでも守るという精神は理解できますし、自分の子供が・・・と考えると同じ事を絶対にしないとは言い切れないですね。
最初からトジュンを疑って観ていたものの、やはりサスペンスとして丁寧に描かれていて、途中でアレ?やっぱり違うかな?
と思わせられるところもあり、サスペンス映画としても良作でした。
たまたま居合わせてしまったおじさんが災難すぎてかわいそうでした。
スパナで撲殺され、燃やされ、ほんとかわいそう・・。
全然関係ないんですが、ウォンビンを観るといつもジョイマンを思い出しますね。
ウォンビンビール瓶 が懐かしすぎます。
画質悪すぎですが、残っている動画どうもこれしかないような。
さらに関係ないんですが、いとうあさこさん出演してませんからね!(苦笑
引用元:Netflix | 母なる証明
違いますからね!(似てる・・・
この映画もパラサイト半地下の家族と同じように、ネタバレしてしまうとつまらなくなってしまうので、視聴した方は他の人にばらさないようにしましょう!
万人におすすめ出来る系の映画ではないものの、ポン・ジュノ作品はチェックしておいて損はないでしょう。
それでは、うぃろう(@sablog1104)でした!
#パラサイト半地下の家族もう我慢できないっ! pic.twitter.com/hdLWvljLpM— 侍梅(さぶろう) (@sablog1104) February 10, 2020パラサイト 半地下の家族ア[…]
うぃろう★こんな人におすすめ★ほっこりする動物エンターテイメントを観たい人にお勧めの1本です。ポンジュノ監督さすがです。「侍ろぐ」では、U-NEXT・Netflix・Primevi[…]
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