侍クッキングと題して、まかない飯の紹介です。
豚の角煮
豚も角煮は割と低予算で作れるまかない筆頭ですね。
豚バラのブロックもそこまで高くないので、作りやすいメニューのひとつかと思います。
とろとろに仕上げるために、色々な方法があるんですが、今回は簡易のやり方です。
今までやった感じだと、ぬかで4~5時間炊いて、そのあと蒸してやる方法が一番トロトロになる気がします。
まかないでそこまでは、やってられませんよね。
気になる方は1度やってみて下さい~、次元が違う角煮が出来ますよ~。
レシピ
材料(下準備) | 調味料 |
豚バラブロック | 酒、みりん、砂糖 |
ネギ頭 | しょうゆ |
玉子 | たまりしょうゆ |
大根 | 黒しょうゆ(ロウチュウワン) |
鷹の爪 | |
古根しょうが | |
①豚バラブロックをカットして、素揚げしておく。 ②大根は輪切りにして大きく切る。 ③卵はゆでて、殻をむいておく。 | ①素揚げした豚バラブロックを、ネギ頭と古根しょうがで4~5時間炊く。 ②あくと脂をしっかり取った後、2/3の地は捨てて、水と酒を足す。 ③大根と鷹の爪を入れる。 ④しょうゆ、たまりしょうゆ、砂糖、みりん、で味を付ける。 ⑤最後に、黒しょうゆでコク増しして味を整えて完成。 |
補足説明
角煮は下準備としての炊き時間が長いだけで、作業工程自体は簡単です。
炊いた地をほとんど捨ててしまうのは、脂っけが強すぎて、くどすぎてしまうので脂と一緒に捨ててしまいましょう。
割りとしては
水5:しょうゆ1:たまりしょうゆ1:老抽王:0.3:砂糖(適量)
位の少し濃いめでもいいですね。
聞きなれない調味料としては、この老抽王(ロウチュウワン)でしょうか。
かなり怪しい調味料ですが、甘くてコクの強いしょうゆ、という感じです。
この卵ですが、角煮なので、半熟卵にするのであれば沸騰したお湯に卵を入れて
5分半
でOKです。
時間が経ったら、すぐに氷水に落として冷まさないと余熱が入ってしまうので、注意です。
玉子をゆでる時は、ちょっとめんどくさいですが、がびょうなどで玉子のひらべったい方に穴をあけて
塩と酢を入れたお湯で茹でると、剥離作用と凝固作用が促されて玉子が向きやすくなりますよ。
玉子を茹でる時は、
塩と酢を入れる
は、覚えておくといいですよっ!
まとめ
今回の豚の角煮は、炊き時間が少々かかるので、暇な日を狙って前日から炊いておくと楽ですね。
ちょっと今回は、人数を取ろうとして、豚バラのカットを小さくしすぎましたが、
炊いているとどんどん小さくなるので、思い切っておっきく切りましょう。
ちなみに、中華系の角煮(トンポーロー)にしたい時は、
- 八角
- 紹興酒
- オイスター
あたりで味を持って行って、豚バラは焼いて蒸して、チンゲン菜でも添えれば完璧です。
トンポーローも作る機会があればUPします。
それではっ!侍梅(さぶろう)でした!