映画「僕のワンダフル・ライフ」ネタバレ感想
以下ネタバレ感想になるので、未視聴の方はご注意ください!
数々の動物ものがありますが、この映画素晴らしい出来でした!
イーサンという主人公が少年の頃から青年になり、そして大人になっていく過程で犬のベイリーと共に人生の色々なことを一緒に体験していく。
犬のベイリーの目線で物語がすすんでいくので、犬の感情がありありと描かれています。
前半の半分の時間を使って、ベイリーとの思い出を描いているので、後半のバディ(ベイリーの生まれ変わり)のパートが強烈に生きてましたね。
イーサンは大人になる過程で大学へと進学。
そして、ベイリーとは離れて暮らすことになりますが、ほどなくして年を取ったベイリーは亡くなってしまいます。
もうこの過程だけで、1つの映画としての完成度がありました。
ケヴィン・ベーコン出演の「マイ・スキップ・ドッグ」という映画がありましたが、こちらも素晴らしいのでおすすめしておきます。
こちらは、まさしく王道の一匹の犬の小さい時から成長し、死ぬまでのストーリーですね。
やはりこの映画の特徴としては、転生輪廻を取り入れたところでしょう。
このスパイスがあるので、イーサンが中年になって再開するという長い月日をかけた再開が、さらに感動を大きくしているように思いました。
ベイリーの後に、3回の犬生を通して、やっとイーサンに巡り合えたベイリーが技を披露して気づいてもらおうとするシーンが、何回観ても泣けます。
まじで泣けます。
全体を通して悲しい場面など、あまりにくどく泣かせようとする演出は控えた印象ですが、それが逆に良かったですね。
邦題が少し残念ですが、原題の 「A Dog’s Purpose」の方が映画の内容には合ってますね。
直訳すると、「犬の目的」となりますが、犬というものの存在、人間との関わり方、など監督の考え方がよく分かります。
最後にベイリーがこう語っています。
「犬生を繰り返して学んだのは、もちろん楽しむこと。困っている人を探し救うこと。好きな人をなめ、過去をいつまでも悲しまず、未来を憂いもしない。ただ今を生きる。今を一緒に生きる。それが犬の目的。」
最近、愛犬を亡くした身としては、人生の途上でまた会えるような気にさせてくれる、そういうあったかい映画でした。
犬を飼っている方には、涙腺崩壊は免れないでしょうが、ぜひとも観てもらいたい作品です!
それでは、うぃろう(@sablog1104)でした!
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