この道具にたどり着いてから、格段にスピードアップしたので紹介します。
カキむき
一般的にカキむきナイフだとこのタイプが多いです。
値段も手ごろで、まぁまぁ剛性はあるので普及したんでしょうね。
ただ、このタイプの弱点は、使っているうちに根本の部分がぐらぐらしてくる事です。
まぁちょっと言ってしまうと、下手くそが使うとこの道具の寿命は短くなります。
もう一つは、先端に刃がついているので、小さなカキを開ける時とかは余分な周りの殻を傷つけてしまい、殻のカスが多くでてしまう事ですね。
このタイプは、岩カキなんかがちょうど良いと思います。
結局小さなカキを開ける時に、この道具で開けると殻のカスが出やすく、刃の部分が大きい分、カキのヒモの部分などに傷をつけやすいんですよ。
そこで、その部分をすべて改善してくれたのが これ。
今は、アマゾンで結構安いものも増えましたね~。
10年位前に購入した時は、輸入品しかなく、仕方なくフランスから取り寄せのような希少品で、価格も7千円位したような記憶があります。
最近、このカキむきを後輩にプレゼントして実物を見たんですが、自分が購入したものと全く変わりなかったですね。
さて、このカキむきナイフは先端に刃が付いていません。
なので、余計なところを削って殻のカスが出るような事はなくなります。
さらに、10年使ってもこの状態なので、初期の状態から全く変わっていません。
かなりしっかりした作りになっているので、一生物になりそうです。
そして何より、
カキをむくためだけの道具をもってるおれ!
という所有欲も満たせますw
実際のところ、この道具に変えてからカキをむくスピードは格段にあがりました。
手のひらサイズ位のカキであれば、1分で5,6個はむけるようになったので、これは完全にこの道具のおかげです。
仕込み量の多い店なんかは、ぜひとも試して欲しい道具ですね。
ひとつだけ注意点がありまして、上の画像をみてもらうと分かるんですが、持ち手が非常に短いです。
慣れないうちは、この持ち手が短い事によって、カキを開ける時に右手がちょうどカキの切れる部分にあたってしまって右手を切るという現象がありました。
なので、右手もしっかり軍手をするか、持ち手部分を深くもちすぎないという事だけは注意して下さい。
まとめ
- 右手もしっかり軍手をする
- 持ち手を深く持ちすぎない
これをしっかり守って、快適な仕込み時間を過ごしてくださいね。
それでは、侍梅(さぶろう)でした!
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