似た症状の方がいたら、参考にしてみて下さい。
まさか病気だとは・・・。
症状
10歳超えて、だんだんアルくんも動きが鈍くなってきた。
そして、全体的に薄毛になってきていたので病気をあまり疑っていなかった。
ついに老化が本格的に始まったかな?位にとらえていたが、急にアルくんの食欲が少し落ちてきたなぁ~と感じていた頃、2週間位の間で急激にしっぽの毛が抜け始めた。
これはおかしい
診察
慌てて仕事前に動物病院を探し口コミめっちゃ良かった隣りの駅までチャリで走る。
すごく不安そうなアルくん
レントゲンと採血
とにかくレントゲンと採血をしないと特定出来ないという事で、レントゲンと採血をする。
犬って、注射ぶすっと刺しても無反応だけど痛くないのかな・・・。
しばし、不安になりながら、先生の言った
腫瘍
という言葉が頭をぐるぐる回る。
そうこうしているうちに呼び出された。
診断結果:セルトリ細胞腫
おそらくセルトリ細胞腫だろうと言われた。
ん?なんだそれは。
ここで、衝撃の事実が告げられる。
そう、アルくんは生まれつき金玉が1つしかなかったのだが、奇形という事でペットショップ側からは説明されていた。
なので疑う余地は全くなかったのだが
おなかの中に入った睾丸が肥大して大きく
なって腫瘍化しています
と・・・え、えぇ!!
もう一個あったの!?
早めの手術をすすめられ、次の日に手術することに。
手術・入院・帰宅
次の日にアルくんを病院に送り
無事を祈りつつ帰宅。
今日は約10年ぶりに家にアルくんがいない。
手術後は病院にお泊り。
その時の様子を写真で後でもらえた。
こういう心使いが出来る病院って良いですね。
次の日、病院にお迎えにいって1日ぶりのご対面。
もう完全にぶるぶる震えて涙目のあるくん・・・。
よく頑張った・・おうちへ帰ろう・・・。
疲れきって弱ったアルくん
病理解剖結果
やはり先生の言われた通り、セルトリ細胞腫。
セルトリ細胞腫とは、女性ホルモンであるエストロゲンが過剰に分泌されるようになり、オスなのに乳腺が張る、左右対称に脱毛する、皮膚炎などの症状がでる。
多くの場合は、良性でも、リンパ節や臓器に転移する悪性のものもあるらしい。
骨髄への転移が一番恐ろしく、再生不良性貧血などの致命的な症状を引き起こす。
予防
これは、去勢手術をする事で防げた病気。
おなかの中に留まったままの陰嚢は温度が高く腫瘍化しやすいため細胞分裂など活発になりやすい。
実際、とりだした陰嚢を見せてもらったが、相当な大きさで先生もお腹の上から触って、すぐピンと来ていたほど。
完全に去勢手術を怠った自分の責任・・・。
反省です・・・。
費用
まとめ
今回は、しっぽがハゲる、ラットテイルという症状が特徴的だったので、原因が絞りやすいという意味では良かったです。
あとは、先生に言われたのは、食欲がない、というのは動物にとって、一番危ない状態、通常でない状態、なのでいち早く病院に来るようにしてください、と言われました。
犬を飼っている方のなにかしらの参考になれば幸いです。
うぃろう(@sablog1104)でした!
うぃろうあまり体験はしたくない事ですが、同じような経験で戸惑っている方のためになればと思い、記事にしようと思います。アルくんなにかいつもと様子が違う・・・。[…]
うぃろう2020年3月31日午後8時頃、愛犬のアルくんが亡くなりました。この記事が書けるまで、時間がかかりましたが、同じ境遇の方に向けて、覚悟の仕方、後悔のない過ごし方など自分なりにまとめてみます。現状で、悲しいこと[…]