感想(ネタバレあり)
冷酷なマットと人間らしいアレハンドロ
さて今回もマットグレイヴァーの非情っぷりは炸裂しています。
引用元:Primevideo | ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
情報を得るためなら手段を問わず、拷問の手段も進化し「水責めは必要ない」のセリフの通り、対象者の親族にあたる家の上空の映像を見せ、情報を吐かないなら空爆するという鬼畜仕様です。
さらに、麻薬カルテルの殲滅の依頼を受け、考えついたのが麻薬カルテルのボスの娘を誘拐するという禁じ手。
もうどちらが麻薬カルテルなのか分からないほどの冷酷っぷり。
今作は、それと対照的だったのがアレハンドロでした。
引用元:Primevideo | ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
殺された娘と重なったんでしょうか、憎くてしょうがないはずの麻薬カルテルのボスの娘を最後までひとりで守ろうとします。
途中で、マットクレイヴァーから娘を「消す」ように指令がおります。
この時点でおそらくアレハンドロには、自分も「消される」ことは察知したようでした。
直接的な言い回しはなかったにせよ、マットクレイヴァーとアレハンドロの電話での会話の中でお互いが完全に深く真相を理解した上で、アレハンドロは娘を敵対する麻薬カルテルから守る決意をします。
もう組織からも追われる身となった今、最後に人間らしい選択をしたいという現れだったように思います。
このあたりが、前作では全く描かれなかった部分で、アレハンドロをさらに深堀りした形になっています。
引用元:Primevideo | ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
アレハンドロが国境を渡ろうとした時に、カルテルにつかまってしまいこの少年の銃弾に倒れます。
作風的に助かるなんてオチは絶対になさそうだと思ってショックを受けてましたが、よく画を見るとやや顔の下あたりに銃弾の位置があったので、これはまだワンチャンあるか!?と思ってたんですが、ありました!w
次回作もベネチオ・デル・トロが見れそうで安心しました。
最期のシーンの迫力は半端じゃない
引用元:Primevideo | ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
最後のシーンでは、傷も癒えたアレハンドロが少年の前に突如現れます。
リベンジするのかと思いきや、「暗殺者(シカリオ)」になりたいのか、と・・・。
この少年を暗殺者に仕上げるつもりでしょうか。
斜め上からすぎて理解不能でしたが、このシーンは迫力ありすぎました。
いや~もう次回作が楽しみすぎますね!
それでは、うぃろう(@sablog1104)でした!
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