感想&評価【バンシー】Amazonプライムビデオ | 誰にも教えたくないマニア心をくすぐる海外ドラマ

うぃろう

刑務所から出所したばかりのあるひとりの男が、田舎町バンシーに辿り着いた。酒場のトラブルで事件に絡まれて町の新任保安官が死んでしまう。死体を埋める時に、この男がとんでもないアイデアを思いつく。死んだ保安官の変わりに、この町で保安官として生きていこう、と。保安官としてバレずに任務をこなす日々だったが・・・。

脚本がよく練ってあり魅力的なキャラが多くシーズン４の最終話まで一気に観れてしまう。元悪党が保安官になりすますっていう設定がなかなかイケてます。まるで西部劇のはきだめのような町で繰り広げられるクソたちによる饗宴もなんとも面白い。

Antony Starr

役名：ルーカス・フッド（仮）
坊主似合う度： 5.0主人公の名前が（仮）となっているのは、最後まで役名としての名前が明かされないからです（汗　元々は窃盗団なので、完全なワルとも言えず中途半端な立ち位置が逆に素敵。画面映えする役者さんで、名前の通りスター街道まっしぐらかな？と思いきや、そうでもなかったという。「アメリカン・ゴシック」では主役をつとめています。

Hoon Lee

役名：ジョブ
オネェ度： 5.0このドラマの中で熱狂的なファンを獲得したホーン・リー。愛すべきオネェキャラにして、凄腕のハッカー。元々ルーカス・フッド（仮）とは、裏稼業のパートナーとしてチームを組んでいました。ジョブが優秀なハッカーだったため保安官になりすます事が出来たという訳です。Youtubeの映像は、このドラマを見た事がない人にとっては、ただのオネェ映像寄せ集めでしかなく苦痛でしょうが、ドラマを見た後には一変します（笑
毎放送ごとにおしゃれな服装で彩ってくれるので、回を追うごとにそれが楽しみになっている自分がいて驚きました。そっちの毛はないですよ（毛がないだけに？）

Ulrich Thomsen

役名：カイ・プロクター
極悪度： 5.0表向きは精肉業だが、裏稼業としてドラッグ、地上げ、殺人となんでもありの極悪人。ルーカス・フッドとの対決も普通の保安官のようにいかないので、手を焼く。ワルｖｓワルの図式が気持ちいい。背中の十字架のタトゥーが悪さを物語っている。背中に十字のタトゥー入れてるヤツ大体悪い。ケープフィアーのデ・ニーロとか。

「キリングミー・ソフトリー」
「キングダム・オブ・ヘブン」
などのハリウッド作にも出演の大ベテラン。

役名：アナスタシア・ラビット
（略称：アナ、偽名：キャリー・ホープウェル）
熟女度： 4.5
ルーカス・フッド（仮）の元恋人であり、元仕事仲間。ジョブとも仕事をしていた過去がある。そもそも、ルーカス・フッド（仮）がバンシーに訪れたのも、アナを追ってのもの。この二人の過去が明かされるのか？これからの恋の行方は？このあたりも楽しみな要素ですね。

旧ユーゴスラビア出身の不思議なオーラのある女優さんです。