ニートをしたことで、逆に仕事というものの
本質に気付けたというお話です。
毎日、嫌々ながら仕事してる人、ニートから
脱却したいなぁ~と思ってる人には、刺さりそうですw
仕事に対する考えがどう変わったのか?
仕事に対する考え(ニート経験前)
- 仕事は、お金を稼ぐために絶対にしなければいけない。
- 生活のために我慢してでも、やらないといけない。
- 就職したら、自分の生活すべてを犠牲にしなければいけない。
- 仕事とは、つらくて当たり前で、みんな我慢してやっていること。
~~~しなければいけない、というネガティブな感情が多くありました。
仕事に対する考え、気付き(ニート経験後)
- 必要とされるだけで、素晴らしいことだ。
- 遅刻して怒られた事すら、必要としてくれてありがとうと感じる。
- 人の役に立っている感覚が、なにか気持ちがいい。
- 自分が成長するためには、他人との比較が必要だったのか。
- 生活が安定すると、精神状態も落ち着く。
ニートを経験する事によって、当たり前の事が当たり前に感じなくなり
小さな感謝が生まれていることが分かります。
働きたくなくて、ニートをしたのに仕事に復帰した時には
通常では得られないであろう仕事に対する考えや、気付きを得た
ような気がします。
そういう考えにいたるまでの流れを考察してみます。
ニート生活の基本は孤独
ニートの生活を振り返ってみると、やはりかなり孤独な時間を
過ごしたと思います。
1年位、その生活を過ごした時にやはり人恋しくなるというか
繋がりを求めるようになっていました。
自分の場合は、孤独という点が結構きついものがあって、
ゲームというコミュニティの中でネット上やリアルで
繋がりを持つようになっていました。
人と何かを共感できる
という事の素晴らしさは、ニートしてみて強く染みました。
ここが、仕事復帰への第一歩のような気がします。
結局、人間は人を求めるのだな、と感じましたね。
修行僧が山ごもりして気づく事と類似している気がしますw
ただ、現代のニートは人との関わりが、かなり簡単にSNSなどを
通して、実現出来てしまえるために、かなり長期にわたるニート生活でも
そこまで孤独を感じにくいかもしれません。
ニート生活が長くなってくると劣等感の塊になってくる
実際に会う人などは当たり前ですが、仕事をしています。
気付かないうちに、自分という人間のくずっぷりが身に染みて、
どんどん劣等感を抱くようになっていました。
どうして、当たり前のように当たり前のことが自分は出来ないのだろうか。
いや、しかし、仕事をする意味なんて本当にあるんだろうか?
などと、訳の分からないことを真剣に考えていましたね。
要するに、成功体験が著しく減っていき、行動する事への臆病さが加速します。
このループこそが、ニート生活を長引かせる要因かなと思います。
労働の呪縛から解放された事による変化
仕事をしない事によって、逆に仕事の良さが見えるという
矛盾したような現象に驚いたことを覚えています。
- 仕事=つらい、めんどくさい、我慢
- 仕事=自己表現できる場、人と共感できる場所
こんな感じで ①から②へ考え方がシフトしていきました。
要するに、確かにお金という要素は大切だけれども、それよりも
自分が成長できたり、他の人と共感したり、自分の存在が認められたり、
という事に重点を置いて、仕事をとらえるようになりました。
少しでも成長したい、他の人と共感したい、自分の存在価値を感じたい、
これらは、人間の持っている最低限の感情で、ニートを経験することによって
普段は意識する事のなかった自分の中にある潜在的なものが欲しているような
そういう感覚です。
まとめ
ニート経験からの仕事に対する考えの変化をまとめてみました。
結論として、ニート経験は仕事に対する考えを肯定的なものにして
ネガティブ要素を排除できることに一役買っていると言えそうです。
ニートは意外と純粋な気持ちの持ち主が多いかもしれません。
仕事をすることの意味を掴んでしまえば、脱ニートはそこまで
難しいことでもないのかもしれません。
今回は、ニート経験のうちの仕事に対する心境の変化だけに
スポットを当てて、まとめてみました。
脱ニートからの就職はわりと最強ですよ。
と言いたいですね。
なぜなら、仕事がいくらでもありそうな若いうちには、本当に
仕事があることがありがたいなんて気持ちを持つのは難しいからです。
ニート経験は、人生の中で無駄なように見えて、実は一番必要な時間
だったのかもしれません。
脱ニートは割と苦労したので、何かの参考になれば幸いです。
それでは、うぃろう(@sablog1104)でしたっ!
うぃろう元ニート経験5年です。ちょっと過去のニート体験を語ってみようと思います。おそらく、ニート体験者にしか賛同は得られないと思いますがwニート未体験者は、こういう世界があるんだな~位で読んでみてください[…]